こんにちは。千葉市美浜区真砂のパーソナルジム、FORESTA BODY DESIGNの森です。
「出産してから、お腹がなかなか戻らない」
「妊娠前の服が入らなくなってしまった」
「腰痛や尿漏れが気になる」
「早く体型を戻したいけど、いつから運動していいのかわからない」
出産は、女性の体にとって非常に大きな出来事です。妊娠から出産までの約10か月で、体は大きく変化します。そして、出産後も体はすぐには元に戻りません。
「早く戻したい」という気持ちはとてもよくわかります。ですが、産後の体づくりは、焦らず、正しい順番で進めることが何より大切です。
今回は、産後の体型戻しはいつから始められるのか、そしてピラティスと筋トレをどのように始めればいいのかを、段階を追って詳しく解説します。
この記事は一般的な情報をもとにしたもので、医学的な診断や指示の代わりにはなりません。産後の回復には個人差があります。運動を始める時期や内容は、必ず産婦人科の医師にご相談のうえで判断してください。
産後の体に起きている変化
まずは、産後の体で何が起きているのかを知っておきましょう。
1. 骨盤まわりがゆるんでいる
妊娠中から出産にかけて、リラキシンなどのホルモンの働きで、骨盤まわりの靭帯がゆるみます。赤ちゃんが産道を通りやすくするための大切な働きです。ただ、産後しばらくは関節が不安定な状態が続きます。
2. 骨盤底筋がダメージを受けている
骨盤底筋は、骨盤の底でハンモックのように子宮や膀胱、腸などを支えている筋肉です。妊娠中は赤ちゃんの重みを支え続け、出産時には大きく引き伸ばされます。
骨盤底筋が弱くなると、
- 尿漏れ(くしゃみや咳、笑ったときなど)
- 下腹部のぽっこり
- 腰痛
などの原因になります。
3. 腹筋が引き伸ばされている(腹直筋離開)
妊娠中、大きくなるお腹に合わせて、腹筋は大きく引き伸ばされます。左右の腹直筋のあいだが開いた状態を「腹直筋離開」といい、多くの妊婦さんに起こります。
産後、自然に戻っていくことも多いのですが、離開が大きいまま無理な腹筋運動をすると、かえって悪化させてしまうことがあります。
4. 姿勢が崩れている
妊娠中はお腹が前に出るため、反り腰になりやすくなります。産後は、授乳や抱っこで前かがみの姿勢が増え、猫背や巻き肩になりがちです。
5. 睡眠不足と疲労
夜間の授乳や夜泣きで、まとまった睡眠をとるのが難しい時期です。体の回復にも、気持ちの余裕にも影響します。
産後の体型戻しはいつから? 時期の目安
産後の運動を始める時期は、出産の方法、出産時の状態、体の回復具合によって大きく異なります。以下は一般的な目安です。
産後〜1か月:まずは休む時期
出産直後から約6〜8週間は、産褥期(さんじょくき)と呼ばれます。子宮や体が妊娠前の状態に戻っていく、大切な回復期間です。
この時期は、体を休めることが最優先です。無理に運動をする必要はありません。医師の許可があれば、横になったままの深い呼吸など、ごく軽いものから始められる場合もあります。
産後1か月健診のあと:医師の許可を得てから
多くの場合、産後1か月健診で医師から問題がないと言われたら、軽い運動から少しずつ始めていきます。
帝王切開で出産した方、出産時に会陰切開や大きな裂傷があった方、出血が多かった方などは、回復により時間がかかることがあります。医師の指示に従って、無理のない時期から始めましょう。
段階的に進めるのがポイント
産後の運動は、いきなり妊娠前と同じ運動に戻るのではなく、段階的に進めていくことが大切です。次の章で、具体的なステップをご紹介します。
産後の体づくり 4つのステップ
各ステップの時期は目安です。体の状態に合わせて、焦らず進めてください。違和感や痛み、出血の増加などがあれば、すぐに中止して医師にご相談ください。
STEP1 呼吸と骨盤底筋を目覚めさせる産後1か月健診のあと〜
最初に取り組みたいのは、呼吸と骨盤底筋です。
深い呼吸(腹式・胸式呼吸)
仰向けに寝て膝を立て、鼻からゆっくり息を吸い、口からゆっくり吐きます。お腹や肋骨の動きを感じながら、深い呼吸を繰り返しましょう。
骨盤底筋のエクササイズ
仰向けで膝を立てた状態で、息を吐きながら、尿を途中で止めるようなイメージで骨盤の底を軽く引き上げます。数秒キープして、ゆっくりゆるめる。これを10回程度繰り返します。
どちらも、授乳の合間や寝る前にもできる簡単なエクササイズです。
STEP2 ウォーキングと姿勢づくり産後1〜2か月ごろ〜
体調が落ち着いてきたら、ベビーカーでのお散歩などの軽いウォーキングを取り入れましょう。外の空気を吸うことは、気分転換にもなります。
美浜区にお住まいの方なら、稲毛海浜公園や海沿いの遊歩道など、ベビーカーでも歩きやすい平坦な道がたくさんあります。
あわせて、授乳や抱っこで崩れやすい姿勢を意識することも大切です。
STEP3 ピラティスで体幹と骨盤まわりを整える産後2〜3か月ごろ〜
体が回復してきたら、ピラティスがおすすめです。
ピラティスは、呼吸と連動させながらインナーマッスルを使い、背骨や骨盤を正しい位置に整えるエクササイズです。
- 骨盤底筋や、お腹の深層にある腹横筋を鍛えられる
- 反り腰や猫背など、崩れた姿勢を整えられる
- 体への負担が少なく、産後の体にもやさしい
- 深い呼吸で、心と体がリラックスできる
特にマシンピラティスは、バネが体をサポートしてくれるので、筋力が落ちている産後の方でも、正しい動きで無理なく取り組めます。
(マシンピラティスとマットピラティスの違いについては、ブログ「マシンピラティスとマットピラティスの違いは?」をご覧ください)
STEP4 筋トレで引き締めと体力アップ産後3〜6か月ごろ〜
体幹と骨盤まわりが安定してきたら、筋力トレーニングを少しずつ取り入れましょう。
- スクワット お尻と太ももを鍛え、代謝を上げる
- ヒップリフト お尻と骨盤まわりを安定させる
- 背中のトレーニング 抱っこや授乳で丸まりがちな背中を整える
赤ちゃんの抱っこや、ベビーカーの持ち上げなど、育児で必要な体力をつけることにもつながります。
産後の体づくりで注意したいこと
1. いきなり腹筋運動をしない
「お腹を引き締めたい」と、いきなり上体起こし(クランチ)などの腹筋運動をするのはおすすめできません。腹直筋離開がある状態で強い腹筋運動をすると、かえって離開を悪化させることがあります。
まずは呼吸と骨盤底筋、お腹の深い筋肉を目覚めさせることから始めましょう。
2. 跳ぶ・走る運動は慎重に
ジャンプやランニングなど、着地の衝撃がある運動は、骨盤底筋に大きな負担がかかります。尿漏れがある間は控え、骨盤底筋の機能が回復してから少しずつ始めましょう。
3. 加圧トレーニングは医師の許可を得てから
産後しばらくは、血栓ができやすい時期ともいわれています。加圧トレーニングは血流を制限するトレーニングなので、産後の方は必ず医師の許可を得てから、体が十分に回復した段階で検討してください。
4. 極端な食事制限はしない
体型を早く戻したいからといって、極端に食事を減らすのは避けましょう。特に授乳中は、赤ちゃんの分の栄養も必要です。授乳期は、妊娠前より1日あたり約350kcal多くエネルギーが必要とされています。
タンパク質、鉄分、カルシウム、ビタミンなどをしっかり摂り、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。
(食事の基本については、ブログ「体づくりの7割は食事で決まる」もご覧ください)
5. 睡眠と休養を大切に
睡眠不足は、体の回復を遅らせます。赤ちゃんが寝ているときに一緒に休むなど、休めるときに休むことも大切です。
6. 焦らない、比べない
SNSなどで、産後すぐに体型が戻った人を見て焦ることもあるかもしれません。ですが、産後の回復には大きな個人差があります。自分の体のペースを大切にしてください。
産後の体づくりで期待できること
正しい順番で体づくりを進めていくと、
- ぽっこりお腹の改善
- 腰痛・肩こりの軽減
- 尿漏れの改善
- 姿勢の改善
- 育児に必要な体力の向上
- 気分のリフレッシュ
などが期待できます。体が変わると、気持ちにも余裕が生まれ、育児がもっと楽しくなるという声もよく聞きます。
FORESTA BODY DESIGNの産後サポート
FORESTA BODY DESIGNは、千葉市美浜区真砂にある完全予約制のパーソナルジムです。
産後の方へのサポート
- 完全予約制のプライベート空間なので、周りを気にせずトレーニングできる
- カウンセリングで、出産の時期や方法、体の状態をしっかり確認
- マットピラティス・マシンピラティスで、骨盤まわりと体幹を整える
- 回復に合わせて、筋力トレーニングを段階的に導入
- 食事指導で、授乳中でも無理のない食事をご提案
アクセス
- 場所:千葉県千葉市美浜区真砂5-21-6 和田ビル101
- 最寄り駅:JR京葉線 検見川浜駅から徒歩20分/バス停「5丁目19街区」「5丁目23街区」から徒歩1分
- 駐車場:店舗の目の前に1台、提携駐車場2か所(サービス券をお渡しします)
- 駐輪スペース:店舗前に停められます。ベビーカーでもお越しいただけます
- 営業時間:7:00〜23:00(最終受付 22:00)/不定休・完全予約制
検見川浜・稲毛海岸・磯辺・高洲・幕張など、美浜区全域からお越しいただけます。
よくある質問
Q. 帝王切開でしたが、運動はいつから始められますか?
A. 帝王切開の場合は、傷の回復に時間がかかります。必ず医師にご相談し、許可を得てから始めてください。
Q. 授乳中でもトレーニングできますか?
A. できます。授乳中は水分補給をしっかり行い、栄養が不足しないよう食事にも気をつけましょう。
Q. 産後何年もたっていますが、今からでも効果はありますか?
A. もちろんです。産後数年たっていても、骨盤まわりや体幹、姿勢は整えていけます。
Q. 尿漏れがあっても通えますか?
A. 通えます。骨盤底筋のエクササイズから始めていきましょう。症状が強い場合は、婦人科や泌尿器科の受診もおすすめします。
Q. 子どもを連れて行ってもいいですか?
A. ご予約時にご相談ください。完全予約制で、ほかのお客様と重なることはありません。
まとめ
- 産後の体は、骨盤まわりのゆるみ、骨盤底筋のダメージ、腹直筋離開、姿勢の崩れなど、大きく変化している
- 運動を始めるのは、産後1か月健診で医師の許可を得てからが一般的な目安
- 呼吸と骨盤底筋 → ウォーキング → ピラティス → 筋トレと、段階的に進める
- いきなりの腹筋運動、跳ぶ運動、極端な食事制限は避ける
- 焦らず、自分の体のペースを大切に
産後の体づくりは、「元に戻す」だけでなく、「これからの育児と人生を元気に過ごすための体をつくる」ことでもあります。
FORESTA BODY DESIGNでは、一人ひとりの体の状態に合わせて、産後の体づくりを丁寧にサポートしています。「産後の体型が気になる」「何から始めればいいかわからない」という方は、どうぞお気軽にご相談ください。
参考
- 厚生労働省「日本人の食事摂取基準」(授乳期の付加エネルギー量について)